DepthFeed/Polymarket·マーケットの仕組み

Polymarketの仮想通貨マーケットはどう決済されるか:price to beat、参照価格、そしてデータ

Polymarketのup/down仮想通貨マーケットは、固定された時刻に価格がどこに着地するかを、寄付きで引かれた基準線に対して賭けるものだ。その瞬間前後のデータを正しく扱えるかどうかが、Polymarketバックテストの誠実さを左右する。

DepthFeed··7 min

Polymarketのup/down仮想通貨マーケットは参照価格に対して決済される。マーケットの寄付きで「price to beat」が記録され、引けの最終参照価格が勝者を決める。基準線より上で終わればUpが配当し、下で終わればDownが配当する。各アウトカムは$1または$0で決済される。正確な参照価格のソースとタイミングはPolymarket自身のマーケットルールで定義されている。DepthFeedはその瞬間前後のオーダーブックと原資産価格を捕捉するので、ルールを再定義することなくモデル化できる。

バイナリのアウトカム、0から1で価格づけされる

Polymarketの仮想通貨up/downマーケットには、UpとDownという2つのアウトカムがあり、それぞれ0から1の間で気配が立つ。価格はマーケットが織り込む確率そのものだ。Upトークンが0.62なら、その期間内に原資産が上昇して終わる確率を62%とブックが価格づけしていることになる。決済時には一方のアウトカムが$1.00、もう一方が$0.00の価値になる。

マーケットはバイナリなので、2つのアウトカムは厳密に補完関係にある。Down価格は1 − Up価格であり、待機している数量もそのまま保たれる。両方を再構築するのに必要なのは片側のブックだけだ。ただし、スプレッドと実際の約定が支払う数量を見るには、単一のラストプライスではなくブックそのものが必要になる。

price to beat

up/downマーケットには、寄付き時点で原資産がどこにあったか、そして引けでどこに着地したかを示す権威ある数値が必要だ。Polymarketはマーケットの寄付きで「price to beat」を設定し、それを引けの最終参照価格と比較する。寄付きと引けの参照値は、いずれかの取引所のラストトレードではなく、マーケット自身の決済アンカー(Chainlinkが公開する参照価格)に由来する。

我々のアーカイブにある実際の決済済みの例を挙げる。price to beatは寄付きで$62,701.75、最終参照価格は引けで$62,519.65をプリントした。基準線を下回ったため、このマーケットはDownで決済され、現物が下落するにつれてUpトークンの価格は期間を通じて0へと滑り落ちた。正確な参照価格のソースと決済タイミングはマーケットごとにPolymarket自身のルールで定義されており、異なる場合がある。バックテストの決済ロジックを信頼する前に、必ずそこを読むこと。

決済レコードは実際にどう見えるか

決済フィールド(price to beat、最終価格、勝者、出来高)は、マーケットが決済されてからおよそ12〜24時間後にバックフィルされる。DepthFeedが寄付きと引けを捕捉した60,307件の決済済み仮想通貨up/downマーケット全体では、49.2%がUp、50.8%がDownで決済された。ほぼコイントスに近いこの結果は、決めつけるのではなく実際の決済レコードを計測してはじめて確認できる。

この約50/50の偏りは、効率的に価格づけされた短期マーケットからまさに予想されるものであり、有用な健全性チェックになる。決済の前提がこれから大きく外れているバックテストは、おそらく勝者を誤ってラベリングしている。

なぜ決済タイミングがデータにとって重要なのか

決済まで保有する戦略をバックテストする場合、結果が本物かどうかを決めるのは2つだ。引け直前のブック(ここではスプレッドが広がり、深さが薄くなるため約定は悪化する)と、決済の瞬間の原資産参照価格(これが配当を決める)である。

DepthFeedはこの両方に対応する。イベント駆動のCLOB捕捉により、引けに向けて実際にあったとおりのブック、つまり1時間ごとのサンプルではなく一つひとつの再気配を保持できる。そして各スナップショットは、epoch-millisのタイムスタンプで高頻度の原資産参照価格に結合される。これにより、決済を決定づけた値動きに対してブックを正確に並べることができる。

決済前後で欲しいデータ

  • 最終数分に向けた完全なbid/askブック。引けが近づくにつれてスプレッドは広がり、深さは薄くなる。
  • epoch-millisのタイムスタンプ。ブックの状態を決済の瞬間に合わせられる。
  • price to beatと最終参照価格。マーケットがしたとおりに勝者を正確にラベリングするため。
  • 1時間ごとではなくイベント駆動の捕捉。5〜60分マーケットの最後の数分こそ、決済リスクが潜む場所だ。

Key takeaways

  • 01Polymarketのup/down仮想通貨マーケットは参照価格に対して決済される。寄付きの「price to beat」と引けの最終価格の比較だ。
  • 02アウトカムはバイナリかつ補完的で、Up + Downの価格は1になる。勝者は$1、敗者は$0で決済される。
  • 03正確な参照価格のソースとタイミングはPolymarket自身のマーケットルールで定義されている。必ずそこで確認すること。
  • 04計測値:60,307件の決済済みマーケット全体で、49.2%がUp、50.8%がDownで決済された。ほぼコイントスだ。
  • 05誠実な決済バックテストには、引けに向けたイベント駆動のブックと、決済時刻の原資産価格の両方が必要だ。

Polymarketのup/down仮想通貨マーケットは、固定された時刻に価格がどこに着地するかを、寄付きで引かれた基準線に対して賭けるものだ。その瞬間前後のデータを正しく扱えるかどうかが、Polymarketバックテストの誠実さを左右する。

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よくある質問にお答えします。

up/downマーケットは寄付きで「price to beat」を設定し、それを引けの最終参照価格と比較します。原資産が基準線より上で終わればUpが$1を配当し(Downは$0)、下で終われば逆になります。寄付きと引けの参照値は、Polymarket自身のルールで定義されたマーケットの決済アンカーに由来します。